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2011年3月 3日 (木)

長浜盆梅展

  父の10回忌で滋賀県まで行った帰りに長浜へ行ってきました。妹夫婦の車で琵琶湖東岸をドライブしていると、遠くに雪をかぶった山々、近景には琵琶湖の静かな湖面をぼんやり眺めていたら、とてもゆっくりした気分になりました。私が住む舞子もそうですが、平安時代から景勝地と有名な訳を実感した次第です。そりゃあ、今でこそ京都は外国人や東京の方たちにとっては「ほっこり」と「癒しの地」かもしれませんが、夏は暑い冬は寒い、せせっこましい、新鮮な魚がない、いけず(笑)と、住むにはつらいところでしょうなあ。だから、平安貴族たちが琵琶湖や須磨に憧れたのもうなづけます。関西の人間はだれも京都に住みたいなどとは思わないでしょう。すまじきものは宮仕え・・・ですな。

さて、そうこうしているうちに長浜に到着。メインストリートの商店街は結構な人出、何度か訪れている妹も「こんなに賑やかな長浜は初めて見た」と申しておりました。NHK大河ドラマ「江」の影響ですかね。長浜は豊臣秀吉がはじめて城を構えた地、昔の琵琶湖は重要な輸送手段でもあり、北国街道に臨するため長浜は交通の要衝でした。だから信長は目端の効く秀吉にこの地を任せたのでしょうね。

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戦国時代の武将はロジステイックス(輸送戦略)のセンスをちゃんと持っていたようです。ある街の発展と衰退は輸送手段の変遷と見事に符号するのが面白いですね。

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さて、長浜の町並みは取り立てて見るべきところもないので、盆梅展が開催中の慶雲閣へ向かいます。慶雲閣は明治天皇行幸の折、地元の資産家が私財を投げ打ち突貫工事で完成させた建物です。その座敷の中に鉢植えの梅が展示してあるそうな。

入場料500円を払って中に入ると、とても豊かな梅の香りに包まれます。梅ってこんなにいい香りだったっけ?と思わずつぶやいた。梅園と違い狭い室内なので普段の10倍くらいの香りなんですね。これだけでも幸せな気分です。次に驚いたのは、盆梅の大きさ、私は盆栽を想像していたのですが、うにゃうにゃデカイ!!

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中には樹齢300年を越える者もあり驚きです。以前大阪城でさつき展を見たとき細川家に代々伝わる樹齢うん百年の盆栽があり、私は思ったのでした。「この盆栽を枯らしたりしたら、良くて切腹ものだなあ」まさかそんなことにはならないでしょうが大変な苦労があったと思うのです。

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でも、こちらの梅はご安心(笑)全国各地から姿のいい梅の木を探してきて盆梅に仕立てているそうです。でも、技術員の方がおっしゃってましたが、毎年花が咲くまでは気が気でならないそうです。その苦労の甲斐があり見事な花を我々は楽しむことができる訳です。

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さて、梅を見終わり広い庭で「遺影」を名古屋へ帰る妹夫婦と撮りあいっこして私は新快速に乗り込んだのでありました。ところが、明石までの遠いこと。2時間半もかかるのですね。こんなことなら新幹線で帰るんだった。でも距離的にビミュー、もったいないし・・・エコノミー症候群になりそうでした。(笑)

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