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2012年6月 7日 (木)

うたの色

あるライブハウスでの出来事。30代の男性が歌ってました「夢を探す 君を守りたい」驚いた。最近の歌に出てくる三種の神器「夢 探す 君を守る」が全て揃っていた。
「なにげない日常を歌う」とこうなるらしい。ちょっと待てよ

以前、さだまさしがテレビの番組で「歌には色がある」みたいなことを言ってました。彼は「檸檬(れもん)」という歌の中で聖橋(ひじりばし)の下を駆け抜ける総武線の黄色い電車の色にこだわった、と言ってます。

     喰べかけの 夢を 聖橋から放る 
     各駅停車の檸檬色がそれをかみくだく 
     二人の波紋の拡がり数えたあと   
     小さな溜息混じりに振り返り
     消え去る時にはこうして出来るだけ 静かに堕ちてゆくものよ

2010_006_2
なお、このブログは「鉄ちゃんブログ」ではないので、マニアからのツッコミは禁止します(笑)


また、ユーミンも数々の色を歌にしています。たとえばアルバム「紅雀」のなかの「ヒメジョオン ハルジョオン」では、
     川向うの町から 宵闇が来る
     煙突も家並みも 切り絵になって
     悲しいほど紅く 夕陽は熟れていくの
     私だけが変わり みんなそのまま


Dsc02259
MIKIちゃん、夕陽の「熟れ具合」こんなもんでいいですかね。

彼らは、情景描写に色をつけることにより、イメージを具体化し、共感しやすくしているのではないか。また、情景を鮮明に描くことにより、聴くものが感情移入しやすくしているのではないか。そんなふうにも思えます。結果的に叙事詩が叙情詩になり、聴き手は自分の気持ちや体験と結びつける。

まあ、別にこんな「ヒットの法則」みたいなことはどうでもいいけど、新しい言葉を創りだすのも、詩人の仕事じゃないかなあ。

先日ネットのつぶやきで、
  「悲しいほど 赤い夕陽を見た」、
  「布団干したあと、何もなくなったベッドに頭と足、
   逆方向に寝転がって空を見るのが好き。
   小さい頃から、ずっと。」
などという言葉を見つけたのですが、このまんま歌になりそうな感性、いいなあ

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コメント

たしかに さだまさし さんは
戯遊詩人です 素晴らしい感性
ですよねえ あんな詩 浮かんで
来ませんもん
知り合いに さださんの仕事を
してる人がおり
詩島に 泊まれるよう頼んてますが
タイミングが合わないんです

訂正 戯遊詩人 ⇒ 吟遊詩人 タハッ

今夜 PCから過去のブログ遡って拝見いたしました
特に カデゴリーの クロモリロード と 自転車が気になったので

実は 週刊実話
小生も 20年前まで自転車やってましてん
VIVALO のピストも持ってましたよ
当時は ロードは造ってなかったような気がします
シマノサイクルロードレース 毎年出てました
セブンイレブンの アンディー・ハンプステェインのファンでした

またお会いした時 自転車の話も しましょう

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